アイズナー賞受賞作！ 言葉にならない感情が静かに溢れだす 魅惑的なロードトリップ
●作品紹介
家出してあてもなく彷徨っていた少女ビーは、親戚の家へと向かう途中の自動車修理工ルーに出会う。偶然みつけた迷子の子猫も加わり〈ウエスト〉という町を目指し一緒に旅することになった二人。しかしそこに奇妙な出来事が次々と起こりはじめ、怪しい男たちに追われることに。
それぞれにトラウマを抱えながら独り苦しんできたビーとルー。お互いの痛みを知った二人は、寄り添いながら、辛い過去そして自分自身と向き合っていく。
それぞれにトラウマを抱えながら独り苦しんできたビーとルー。お互いの痛みを知った二人は、寄り添いながら、辛い過去そして自分自身と向き合っていく。
公開中のエピソード
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●登場人物
- ビー
- 18歳。何かから逃げるように家出した少女
- ルー
- 27歳。悲しみから立ち直れずにいる自動車修理工の女性
- ダイヤモンド
- 迷子の子猫。ウエストという町の名が書かれたタグをつけている
作者プロフィール
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漫画家、イラストレーター。1996年生まれ。アメリカ・ニュージャージー州出身。The Center for Cartoon Studiesを卒業し、現在同校で講師としても活動している。2015年『The End of Summer』でデビューし、２作目の『I Love This Part』とともにイグナッツ賞をダブル受賞。ウェブ連載発の『On a Sunbeam』ではアイズナー賞候補となり、2018年刊行の自伝的グラフィックノベル『スピン』（河出書房新社）では史上最年少でアイズナー賞を受賞。本作も2020年のアイズナー賞を受賞した。現在はニューハンプシャー州レバノンで愛猫のスタンと暮らしている。
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翻訳家、大学講師。東京都出身。訳書にマリコ・タマキ、ジリアン・タマキ『THIS ONE SUMMER』、ジョーン・エイキン『ルビーが詰まった脚』、ブリジット・ヤング『かわいい子ランキング』、デイヴィッド・レヴィサン『サムデイ』、サラ・クロッサン『タフィー』など多数。