88KOKURAボーイズ

1988年の小倉にこそ、オレたちの“居場所”はあったんだーー。

●作品紹介

令和5年(2023)、生きる化石を体現するような男たちが「修羅の都・小倉」にいた。夜な夜な金髪リーゼントでCBXとデートする横浜洋平と、ド派手な赤髪を振り回して街で暴れる六角彪我。令和一ロックな16歳と令和一パンクな16歳はある日、バイク事故で昭和63年(1988)の小倉にタイムスリップしてしまう。令和で仲間がいなかったふたりに昭和の不良達が襲いかかる!!

●登場人物

横浜洋平
16歳。日本とアメリカのハーフ。死んだ父の影響からヤンキーやロックの文化に傾倒している。真面目でリーダー気質だが天然でもある。ロッカーズ仕様の鋲ジャンにエンジニアブーツを愛しており、その他の趣味も独特すぎるため心を許せる同世代の友人が一人もいない。
六角彪我
16歳。両親から寵愛を受けて育つも、中学三年の時にドロップアウト。そしてある出来事がきっかけで、さらに心に深い傷を負う。靴にこだわりがあり、パンクス愛用のドクターマーチンや666が好き。ブラックデビルを愛煙している。

作者プロフィール

江塚永志

漫画家。24歳♀。小学二年生の時、教科書がわりに「今日から俺は!!」(小学館)を毎日読んでいた。高校中退後には特攻服を購入し「不良漫画家になる」と刺繍を入れたほど。60〜90年のカルチャーはもちろんリーゼントと九州パンクが特に好き。